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5日に聴いた、PadovaのコンクールのFinale(本選)と
8日に観た、Milano,Scala座のDon Giovanniの感想を
ちょっと

Padovaのコンクールは、予選から通して
Teatro Verdiで行われたんだけど、
超歌いやすい、めっちゃ良い劇場やった。
しかも伴奏者もめっちゃ良い人で
かつ、超歌いやすかったぁ……らぶ

そのコンクールのFinaleのFinalistiは10人。
国籍は名前から察するに、
イタリア人5人、ギリシャ人1人、ロシア人1人、
東欧系1人、韓国人2人。
応募者数は約100人。
Padovaがイタリア北部にあるからか、
ドイツ語圏の人も多かった。
アジア人は、韓国人、日本人、中国人の順で多かった印象。
予選は完全非公開で全く聴いてないから分からないけど
韓国人が2人本選に残ってるのは審査員に
韓国人(しかもソウル大学の先生)がいてるから、と思うのは
単なるヒガミ?w
(基本的に、韓国人は友達もいてるし、好きやねんけど、
予選の時に声出しの部屋を控え室みたく占領しててて…
かなりのイメージダウン……それはあきませんよ~~~

本選は、前半それぞれ一曲ずつ歌い、
休憩を挟んで後半また一曲ずつ歌う方法。
Finaleは公開で、オケ伴奏。
整理券配布方法だったんだけど、
無くてもいけるだろうと思って行ったら
劇場は既に整理券を持ったPadova市民で
あふれかえっててビックリ。
コンクール本選の観客の雰囲気は、
歌う前は
「どんなん歌うのか、聴いてあげようじゃないの」的な
シビアーな雰囲気なんだけど、
歌い終わった後は、盛り上がる盛り上がる。
やっぱりVerdi系とかはウケがいいねぇ。w
Finaleは21時から始まって、終電の関係で
残念ながら全部は聞けなかったんだけど、
でもFinalisti皆平均して上手やった。
コンクールもコネが横行してるっていうイタリアやけど、
このコンクールは納得いったかも。
って、そのFinaleの結果もネットで調べたけど
載ってなくって未だ分からないままやけどね~
誰か教えて~~~~~


その後、Milanoに移動し、
7日にScalaでDon Giovanniを観劇。
この日は「Inivito alla Scala」という、
若者とご老人対象の公演で
チケット値段も安い値段設定になってるんだけど、
友達のお陰でなんとPlatea(平土間席)のど真ん中の席を
25ユーロで購入……ありえません

キャストは
Erwin Schrott (Don Giovanni)
Ernesto Panariello (Commendatore)
Anna Samuil (Donna Anna)
Jeremy Ovenden (Don Ottavio)
Annette Dasch (Donna Elvira)
Alex Esposito (Leporello)
Sylvia Schwartz (Zerlina)
Francesco Verna (Masetto)

指揮:Gustavo Dudamel
演出:Peter Mussbach

Don GiovanniのErwin Schrottは
去年フィレンツェ5月音楽祭でも
Don Giovanniを歌ってるんだけど
ちょうど私が来る前やって残念ながら聴けず、
観に行った子皆が良かったというので
いつか、一度は聴いてみたい、と思ってた人なんだけど
いやぁ、期待通り良かったよぉ
歌もうまけりゃぁ、超かっこいい
あの胸板……さいこーーーーー。(笑)

全体の演奏としては、
Plateaで初めて聴いたし
上で聴いたらどうか分からないけど、
まず、オケがうるさかった……
平均して良く聴こえたのはSchrottだけ。
でも声的に全然ダメダメな人もいなかったから、
オケがもうちょっとセーブしてくれてたら…と思うのは私だけ?
前半は皆ちょっと押さえ気味やったけど、
後半に向けてどんどん声があったまっていったって感じ。
お昼の公演(15時開演)だから?w
(普段は、日曜以外は20時公演。)
女声陣の中で好きだったのはZerlina
あんな声の基礎、欲しい~~~~~~~
演出はシンプルで、白と黒を基調とした舞台&衣裳。
でもモダン?Elviraが白のスクーターで登場してました。w

観客はご老人、っていうより、
学校公演(!!)で観にきた若者が多く
反応が素直、かつ面白い。
LeporelloがElviraの胸をわしづかみにしてる時とか、
「おぉっ」って客席がわきあがっておもろかった
そして終演後は皆、総立ちの、口笛の嵐。
オペラで「口笛」を吹く行為は
イタリアではブーイングと同意味になってしまうんだけど、
若者のそれは勿論違ってて、
そんな素直な反応に出演者も嬉しかったらしく、
オペラのカーテンコールでは見たことのない
まるでミュージカルのカーテンコールのような盛り上がりで
これまた楽しかった
チケットを取ってくれたY子ちゃんに心から感謝感謝
しかし、学校公演でScala座って…日本やったら歌舞伎座?
ないよね?いいなぁ~~~~~~~

 

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Dudamel!
いいなあ、スカラでDon Giovanni、、、とか思っていたら。
指揮者、Dudamelじゃんよ!
個人的にとても注目してるヴェネズエラ出身の若手指揮者(26歳!)だよ!
来年にはフィレンツェにも来るよ!
だから、オケがうるさかったのは若気の至りと思ってやってください。。。(思わず書き込んじゃったのも、若気の至りです。)
Nicola da Firenze 2006/11/10(Fri)10:02:13 編集
Nicolaくん
>指揮者、Dudamelじゃんよ!
>個人的にとても注目してるヴェネズエラ出身の若手指揮者(26歳!)だよ!
あ、そうなの?w
最後のDon Giovanniの地獄落ちは良かったよ。
なだけに、アンサンブルとオケのバランスは勿体無かった。
ちなみにフィナーレでDudamelもノリノリやったよ~。
26歳かぁ、わっかいなぁ~~~
【2006/11/10 20:40】
Schrott!
いいねぇ、バリトン万歳!!
それも、胸板の厚いバリトン万歳!!
いや~ん、もう妄想入ってきた…。
Schrottだったら、私ツェルリーナやる♪
もうお手々繋いでcasinettoでもどこでも行ってやるぅ~♪♪
(↑今日も一人身の寒さが身に染みるワタクシであります)
Kanetta 2006/11/10(Fri)19:17:35 編集
Kanetta
バリトン万歳Schrottさいこぉ~
一緒に妄想大会しよぉやぁ~~~
M女史も無理やり引き込んで
【2006/11/10 20:43】
しゅろっと
かぁっこいいよねー
胸板厚いし、男前やしー
うらやましぃわ。。。
Y子ちゃん、なぜに安くチケット取れるんだー
私もスカラ行く時は頼も~~~
みちゃき 2006/11/13(Mon)19:49:53 編集
みちゃきちゃん
いいよねぇ~~~未だにSchrottブームは続いてます…

チケットはね、ほんま運が良かったのもあるかも
Scalaは当日券140枚もあるし、是非是非行って~~
【2006/11/13 23:36】
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